Paul McCartney / Good Evening New York City (2009)
ビートルズゆかりの新シェア・スタジアム(Citi Field)こけらおとしの
ライブを収録したCD&DVD。
このツアーでは日本に来てくれなかったので貴重です。
90年以降でも4作目のライブ盤ですが、
いつも通な曲を入れてくれるので見逃せません。
今回の目玉は、初解禁された「Day Tripper」でしょうが、
やはり完コピしてもビートルズバージョンの「ロック感」は出せませんね。
今までやらなかったのは、ポールもそのあたりを感じていたからでは
ないかと思ってしまいます。
初めてCD化されたライブ版「A Day In The Life」ですが、
どうも「Give Peace A Chance」に繋げるのは解せません。
そのまま最後までやって欲しかったですね。ひょっとして、
最後のオーケストラの雰囲気が出せないからでしょうか?
(ポールのライブでは、ホーンや弦楽器を、最古参のツアーメンバー、
Paul 'Wix' Wickensがキーボードで代用しています。)
最新アルバム曲とファイアーマンの曲は、さすがに良い出来です。
特にファイアーマンの「Sing The Changes」が良かったです。
最近はなぜかずっとセットリストに入っている、
「Flaming pie」と「Calico Sky」ですが、
このあたりは自身のルーツへのこだわりでしょうか。
DVDを見て一番感動したのは、涙ぐみながら歌う「Here Today」。
80年以降、初めてジョンへの思いを歌った曲として「Tug Of War」に
収録された曲ですが、年々この曲の持つ意味が増しているように思えます。
ずっと追っかけている人なので、注文が多くなってしまいますが、
67歳にしてこのパフォーマンスは驚異的です。
「I'm Down」を元キーで歌えるなんてまさに鉄人ですね。
バンドも同じメンバーで固定されてずいぶん経つし、
今が一番いい状態なのかもしれません。
ウイングス以降のライブ盤の中で私は本作品が一番好きです。
次は小さめの箱で収録した、ウイングスとソロの曲だけのライブ盤を
お願いしたいです!
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