Steve Winwood / About Time (2003)
ハモンド好きと言ったからには、この人を取り上げない訳にはいきません。
最初にこの人のハモンドに触れたのは、ジミ・ヘンドリックスの
「Electric Ladyland 」の「Voodoo Child」。
そこから本人のソロを聴いたのですが、当時はハイヤーラヴの大ヒットで
AOR路線でしたからハモンドは封印していました。
そして20年以上を経てようやく本格的なハモンドアルバムを作ってくれました。
最新アルバムのインタビューで、「ハモンドを真剣に弾き出したのはここ数年のこと」
なんて昔からのファンが聞いたら、ひっくりかえるようなことを言ってましたが、
このアルバムを聴けばハモンドプレイヤーの第一人者であることに異論のある人は
いないでしょう。
このアルバムでは、ベースパートも、スティーヴがハモンドで担当していて、
基本的にはベースレスのトリオの演奏です。
これが実に厚い音で、パーカションがいいアクセントになっていますが、
とてもトリオの演奏と思えません。
ラテンやジャズのフレーバーが入っていたり、大人な音ですが、
すっきり曲に入っていけます。
同じようなアプローチをとったエリック・クラプトンの音には、
今イチのめりこめないのは、何故なんでしょうか?
2003年の作品ですが、今年出た新作のリリースにあわせて
このアルバムもDVD付で再リリースされましたので、
未聴の方はこの機会に。
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