Prefab Sprout / Let's Change The World With Music (2009)
ビートルズ・モノボックスようやく到着。
その前に今年の重要作、プリファブ・スプラウトの8年ぶりのニューアルバムを紹介します。
プリファブ・スプラウトは、今やパディ・マクアルーンのプロジェクトネームで、
ほとんどソロみたいなものですが、今作もパディひとりで作り上げた感が漂っています。
一通り聴いたあとで、クレジットを見たら、
「Written, Perform, Recorded and Produce by Paddy McAloon」とあり、
すべての楽器までプレイしてました。
1曲目のラップには驚きましたが、曲はいつものパディ節だし、サウンドは、
トーマス・ドルビーがプロデュースしていたころのエレクトリックな感触になっており、
昔からのファンには歓迎されるのでないでしょうか。
私が気になるのは、打ち込みのドラム。
打ち込みにしたのは、予算がないからなのか、すべて自分でやるためなのか
不明ですが、ドラムは生でやって欲しかったですね。
ものすごく完成度の高い作品なのですが、今やパソコン1台でこのCDの中に
入っているサウンドは作れてしまうわけでシンセの音も含めてどこかで
聴いたことのある音になっているのは、ちょっと残念ですね。
あと、ギターがほとんど入っていない点もその印象を強く持ってしまう原因でしょう。
トニー・ヴィスコンティがプロデュースした前作「The Gunman And Other Stories」
で生な音を追求したから、今回はその反動かもしれないですね。
しかし、ブライアン・ウイルソンに匹敵するような完璧なアレンジのこれらの曲を、
生楽器でつくったらもっと大傑作になったと思うのですが・・・
アルバムタイトルを含め、歌詞に出てくる「I Love Music in Every Style」や
「Music Is a Princess」など普通の人なら白々しくなるのですが、
パディ・マクアルーンなら納得させられてしまいます。
(この人は神父になるために神学を学んだ人なので、そのあたりの影響が強く
出ているのでしょう)
思い入れが強い人なので色々書きましたが、ロック界最高峰のソングライター
が作ったすばらしい曲がこのアルバムに詰まっていることは間違いないです。
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コメント
懐かしいですねー、
昔、よく聴いてました
新作聴いてみたくなったのでチェックしてみます
投稿: col | 2009年9月12日 (土) 12時02分