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2011年7月17日 (日)

Neil Young / A Treasure (Live)

ニール・ヤング好きのコムラさんのために、新しく出たライブ盤の紹介を。

このアルバムは1984年〜85年のツアーの音源をニール自らまとめた
アルバムなのですが、この時代、ニールは所属のゲフィン・レコードと
揉めておりました。

ゲフィンは、ニール・ヤングが「わざと売れないアルバムばかり作る」と
訴訟まで起こしています。

という背景で、85年にはカントリーアルバム「Old Ways」がリリース
されるのですが、このツアーを始めた84年には、宣伝するニューアルバムが
なく、観客が聴いたことの無いニールの新曲中心のツアーになります。


A_treasure


「International Harvesters」と名付けられたバンドメンバーは以下

ベン・キース(スライド・ギター)
ティム・ドラモンド(ベース)
ジョー・アレン(ベース)
ルーファス・ティボドー(フィドル)
カール・ヒンメル(ドラムス)
スプーナー・オールダム(ピアノ)
ハーガス・“ピッグ”・ロビンス(ピアノ)

カントリー界の腕利きを集めたというのとは、ちょっと違います。

ベン・キースとティム・ドラモンドは、
73年の「Neil Young & The Stray Gators」に参加しているし、
スプーナー・オールダムは、重要ソングライターでもあり、
近年のニールを支える人物。

なので、ニール・ヤングをよく理解してくれているメンバーを起用した
ということでしょう。
カントリー・フォーマットではありますが、演奏がとてもロックです。
楽器全体がラウドにミックスされているので、余計にそう感じます。

ニール・ヤングにとってゲフィン所属時は暗黒の時代だったのでしょうが、
この時代を乗り切ったからこそ、何をやっても許される先進的な
アーティスト像が生まれたとも言えます。

テクノだろうが、カントリーやグランジだろうが、その姿勢にブレがない
ところが素敵です。
(駄作と言われているアルバムにも必ず1、2曲良い曲を忍ばしている点も
この方らしいですね)

ということで、有名曲は入っていないですが、当時の背景なども考えながら
聴くと、また違って聴こえてくる、貴重かつ熱いライブだと思います。


『A Treasure』収録曲

01. Amber Jean ※
02. Are You Ready For The Country(Harvest収録)
03. It Might Have Been(アーカイヴシリーズ収録)
04. Bound For Glory(Old Ways収録)
05. Let Your Fingers Do The Walking ※
06. Flying On The Ground Is Wrong(Buffalo Springfield収録)
07. Motor City(Reactor収録)
08. Soul Of A Woman ※
09. Get Back To The Country(Old Ways収録)
10. Southern Pacific(Reactor収録)
11. Nothing Is Perfect ※
12. Grey Riders ※

※はこのアルバムで初めて世に出た未発表曲

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