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2011年10月

2011年10月31日 (月)

Pete Astor / Songbox (2011)

久しぶりに寄った渋谷タワーのパンク・ニューウェーブ・コーナーに、
ポツンと置いてあった段ボール仕様のブツが。

よく見ると「Pete Astor」の文字が!
(ピーター・アスターは数年前にピート・アスターに改名しています。)

説明書きが何もないので、これが新作なのか、ベストなのか分からなかった
のですが、とにかく購入。
帰ってすぐ調べたら、紛れもなくピーター・アスターのニューアルバムで一安心。


Peteastor_songbox

中身は、CDの他に歌詞入りのポストカード12枚と、缶バッジが入ってました。
(限定でCD収録曲を他のアーティストがカバーしたCDーRが入っている
バージョンがあるようです。)

そしてこのアルバム、私が待ち望んだピーター・アスター節全開の素晴らしい内容。

The Wisdom Of Harry(別プロジェクト)もいいですが、
こちらをメインに、定期的なリリースをお願いしたいですね。

この限定版、少量しか流通していないようなので、ファンの方はお早めに。



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2011年10月28日 (金)

Julian Lennon / Everything Changes (2011)

前作「Photograph Smile」以来、13年ぶりのニューアルバム。

半ば、音楽業界から引退か?とも思われていたので、復活は嬉しい限り。
この間、ジュリアンは写真家として世界中を旅してたそうです。

ジュリアン・レノンは、私と歳が近いし、やはり気になる存在なんですね。
ビートリッシュな曲を解禁した前作も好きだったし。


Everything_changes


そしてこのアルバム、一聴したところ地味なのですが、何度か聴くうちに
じわじわと良くなってきました。

ジョン・レノン的な鋭さを求めず、例えばビーチ・ボーイズの
ブルース・ジョンストンのような職人的ソングライターという
立場でみれば、このアルバム、名作なんですけどね。

ジュリアンは、あまりシャウトをしないのですが、少し力を入れた時の
破裂音に、ジョンのニアンスがでるので、やっぱりジョン・レノンの息子
という意識が、曲を聴く時に邪魔をしてしまいます。

ジュリアンにジョン・レノン的なロックを求めるのは不条理だと
頭の中では理解しているのですが・・・

とにかく曲は素晴らしいので、ジュリアンの復帰を祝いつつ、
このアルバムを堪能したいと思います。


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2011年10月23日 (日)

The Bangles / Sweetheart Of The Sun (2011)

2003年の再結成アルバムが今ひとつ盛り上がらなかったので、
次はないのかと思っていましたが、出ましたニューアルバム。

メンバーは、スザンナ・ホフスとヴィッキー、デビーの
ピーターソン姉妹の3人になっています。


Bangles_new


やはり、スザンナ・ホフスとマシュー・スウィートの活動の流れから、
このアルバムの録音は、マシューのスタジオで行われています。

マシューは、Co-Producedとクレジットされており、
サウンドはまさにマシュー印。
マシューのニューアルバム「Modern Art」と対をなすアルバムですね。
(プロデュース名は、バングルズになっています)

コーラスのアイディアもマシューぽいし、
おなじみグレッグ・リーズのペダル・スティールが入っていることで、
より一層マシュー・サウンドになっているのですが、
けっしてオーバー・プロデュースになることなく、
バングルズの新たな魅力を引き出しています。

スザンナとマシューの2枚のカバーアルバムで得た経験が
生かされたのでしょう、録音、ミックスも凄く良くて、
理想的なロック・サウンドに仕上がっています。
アルバム単位では、本作が最高傑作だと思います。

ラストの「Open My Eyes」はトッド・ラングレンがいた
ザ・ナッズのカバー。

マシュー・ファンはもちろん、パワー・ポップ、ギター・ポップ
好きの方には是非お勧めしたいですね。


シングル曲「I Will Never Be Through With You」

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2011年10月20日 (木)

The Original 7ven / Condensate (2011)

祝!ザ・タイム再結成。

しかし、プリンスの許可がおりず、「ザ・タイム」を名告れないため、
ジ・オリジナル・セブンに改名。
プリンスとザ・タイムの関係って、そんな絶縁状態でしたっけ?

でも、ジャム&ルイスも加わったオリジナル・メンバーでの再結成と
聞けば無視できないですよね。


Original7ven


冒頭の「Strawberry Lake」のあまりの、スライ&ファミリーストーン
ぶりに「?」になったのですが、その後は、まさにプリンスが奏でて
いたミネアポリス・サウンドが展開されており、思わず頬が緩みます。

これぞ、プリンス・ファンが、プリンスに求めるサウンドだし、
モーリス・デイは、おちゃらけを封印して、めちゃめちゃマジだし、
メロディや唄い方も明らかにプリンスを意識しているし、
これって、プリンスに対する復讐?

このサウンドでプリンスがニュー・アルバムを出したら、
絶賛されること間違いないでしょうね。

SPOOKYのヤマムラ君に、このアルバムについての見解を聞くことにしよう。



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2011年10月16日 (日)

The Smiths Complete (Box Set)

ジョニー・マー監修のリマスター盤8枚組のボックス。

過去にリリースされた日本盤の紙ジャケと比べるとちゃっちいですが、
輸入盤だと4,000円台で購入できたので、お買い得でした。
(日本盤も輸入盤に対訳をつけたものです)


Smiths_complete

リマスターの全体的な印象は、ベースとドラムがぐっと前に出て、
ギターの解像度がアップしたことで、ザ・スミスの凶暴性が増した印象。

80年代の音源ですから、あまりやり過ぎてオリジナルとかけ離れるのも
いかがかと思うので、良い塩梅ではないでしょうか。

ただし、ファーストだけは、がらっと印象が変わりました。
音が薄いイメージが一掃。
そして、キーボードがこんなに入っていたとは!

初めて気がついたのですが、ファーストに参加しているキーボーディスト
は、ポール・キャラックだったんですね。
そう、スクイーズ、マイク&ザ・メカニクスで活躍し、
ソロでも充実した活動を行っている、あのポール・キャラックです。

今まで、完成度の高い後期のアルバムの方をよく聴いていたのですが、
音が良くなったことで改めてファーストの凄みを感じでおります。

これからザ・スミスを聴く方は、是非ファーストからのサウンドの変遷
に注目して聴いて欲しいですね。

ラストアルバム「Strangeways, Here We Come」には、
ビートルスの「Abbey Road」に感じる"バンドとしての極み”を
同様に感じることができます。


大好きな曲「Stop Me If You Think You've Heard This One Before」

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2011年10月11日 (火)

The Waterboys / An Appointment With Mr Yeat (2011)

ウォーター・ボーイズの新作は、全曲アイルランドの詩人、
W.B.イェイツの詩にマイク・スコットが曲をつけたもの。

このアルバムの伏線としては、まず、88年リリースのアルバム
「Fisherman's Blues」にイェイツの詩を使った曲「The Stolen Child」
を収録。

97年にイェイツの歌を集めたオブニバス・アルバム「W.B.イェイツを唄う」
に、ウォーター・ボーイズ、マイク・スコット&シャロン・シャノン
(新録)の曲を提供。


Waterboys_yeats

(右「W.B.イェイツを唄う」には、ヴァン・モリソン、ポーグスのシェーン、
ワールド・パーティー、クランベリーズ等が参加した好盤です)


ということで、この企画、意外性はまったくなかったので、
正直あまり期待していなかったのですが、嬉しい誤算。
個人的には「Fisherman's Blues」以来の傑作だと思います。

イェイツということで、ケルティックな音になるんだろうな、
と勝手に想像していたのですが、その要素はほどほどで、
私がウォーター・ボーイズに求める壮大なロックが展開されており、
大満足。

今回ケイティ・キムという女性ボーカリストが、多くの曲で
フィーチャーされているのですが、
彼女の声がサウンドとマイクの声にすごくマッチしています。

企画ものということで、パスした方、お考え直しくださいませ。

本作で一番ウォーター・ボーイズらしい曲、「September 1913」。
ライブ映像がありました。

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2011年10月 8日 (土)

4 Ed Sullivan Shows Starring the Rolling Stones [DVD]

ストーンズが65年から67年にエド・サリバン・ショーに
出演した放送をまとめた2枚組DVD。
ビートルズのDVDと同じで、他の出演者やCMも入っています。
(私が幼少期に夢中だったトッポ・ジージョとエド・サリバンの絡みは最高!)


Stones_ed_sullivan

やっぱり注目は、ブライアン・ジョーンズ。
Disc2は、バンドの演奏はレコード、事前録音を使っていますが、
Disc1は、歌もバンドも生演奏です。

ロックンロール・サーカスでは、ブライアンの音はほとんどオミット
されていたし、あてでなくちゃんと生演奏をしているブライアンの映像は、
ほとんど見たことがなかったので、感動でした。

ハイライトは、Little Red Roosterでスライドを弾くブライアンでしょうか。
いやぁ、かっこいい。

全部見ると3時間半ですが、ストーンズの演奏だけを見られる
チャプターがついているのでご安心を。

Disc1
1965年5月2日
The Last Time
Little Red Rooster
Everybody Needs Somebody to Love

1966年2月13日
(I Can't Get No) Satisfaction
As Tears Go By
19th Nervous Breakdown

Disc2
1966年9月11日
Paint It Black
Lady Jane
Have You Seen Your Mother, Baby, Standing in the Shadow?

1967年1月15日
Ruby Tuesday
Let's Spend the Night Together


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2011年10月 5日 (水)

Matthew Sweet / Modern Art (2011)

3年ぶりのマシューの新作。
前作と同様、プロデューサーは、マシュー。

レコーディング・メンバーも1曲を除き、ドラムはリック・メンク。
ギターに前回の来日でギターを弾いていたデニス・テイラー、
その他の楽器はマシューと、ほぼ自主制作に近い形でのレコーディングの模様。
レーベルもMissing Piece Recordsというレーベルに変わっています。


Modern_art

(アナログとCDでは、微妙にバックの絵柄やトリミングが違います)


60s、70sのカバーアルバムを作って、改めて自分の好きな音楽に
向き合ったことが、このアルバムに影響していると思われます。

パワーポップ的な曲はバーズばりの12弦ギターをフィーチャーした
③の「She Walks The Night」ぐらい。
その他は、サイケデリックなフレーバーをふりかけた、ひと捻りした曲が並びます。

「Girlfriend」でファンになった人には、たぶん不評だと思うのですが、
この路線は、私は賛成。
2000年以降にリリースされたアルバムの中で一番すきです。

このアルバムの感覚に近いアーティストは誰かと考えていたのですが、
サウンドというより全体の雰囲気的が、レフトバンクに近い気がしました。
たしか、マシューもレフトバンクは、リスペクトしていたはず。

ほとんどの楽器を自分でこなしているので、
自分の手癖の部分が出てしまっていますが、今までのマシューの楽曲とは
明らかに違うテイストがあります。

ようやく「Girlfriend」の呪縛から抜け出したのではないでしょうか。
「Girlfriend 」をまるごと演奏するツアーを開始したことも、
影響があるのかもしれません。

(日本でも年明け早々ライブがあります。)

このアルバムは、おのれの道を行くマシューの覚悟があらわれているように思えます。
私は断固支持をしたいと思います。

アナログとCDを購入したのですが、収録曲が違っているのでお知らせします。

CDは12曲。
アナログはプラス1曲の13曲。
そして、アナログについているダウンロードは、
アナログ収録曲プラス3曲の16曲と大判振る舞い。
マシュー・ファンにはアナログをお勧めします。
(アナログは、2枚組です)


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