Talking Heads / Chronology (DVD)
75年のCBGB出演から、2002年のロックの殿堂入りの再結成までを
ライブ映像でとらえたDVD。
だんだん音楽性が高くなってプロフェッショナルになっていく様子が、
よくわかります。
トーキング・ヘッズって、リアルタイムで聴いた時は、
すでに「最先端のインテリバンド」なイメージだったので、結成当初の
コンセプトありきで、演奏はヨレヨレの映像が意外でしたね。
(デヴィット・バーンのギターはうまいけど)
この映像を楽しむには、メンバーが映像を見ながらコメントする字幕が必須。
貴重なコメントがいっぱい出てきます。
特にバンドが大所帯化した時のコメントが興味深く、ミュージシャンを補強
してテクニカルの部分を強化した訳でなく、楽器をパーツ化することで、
グルーヴを作ったいう箇所は思わず納得。
ブラック・ミュージシャンを起用して、搾取したみたいに言われていた
この時期の映像もよく見れば、各メンバーはテクニカルな演奏というより、
単調なフレーズやリフを繰り返しており、凄腕のミュージシャンを起用して
パワーアップしたと思っていた自分の先入観を反省した次第です。
トーキング・ヘッズって知ってるつもりで、ちゃんと理解できていない
バンドでした。
(一応全アルバムは聴いているのですが)
そういう私には、このDVDは大変ありがたいです。
日本版のWikiには、ロックの殿堂の再結成で、デヴィット・バーンと
他のメンバーの溝が…みたいな表記がありましたが、
この映像とコメントから、それは否定できると思います。
(ドラムのクリスの嬉しそうな顔を見れば一目です。)
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