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2012年2月

2012年2月25日 (土)

Nils Lofgren / Old School (2011)

最強の助っ人、ニルス・ロフグレンのニューアルバム。

最新のEストリートバンドのビデオの記事にも書きましたが、
なんでもできちゃうニルスさんみたいな方がいたら、心強いですよね。

ボスからもニール・ヤングからもお呼びがかかる人なんて、
この方ぐらいでしょう。


Old_school

さて、ニューアルバム、冒頭からスライド・ギターが炸裂する
ロック・チューンでちょっと驚き。
2曲目もロック・ナンバーで、このテイストでアルバムを通すのかなと
思いましたが、アコースティック・ギター中心のおだやかな曲もちゃんと挿入。

わかりやすく言ってしまうと、ブルース・スプリングスティーン・タイプの
ロックナンバーとニール・ヤング・タイプのアコースティックナンバーが
うまくミックスされているのですが、(もちろんそれだけではないのですが)
私は圧倒的にアコースティックナンバーの方が好きですね。
声もそちらのタイプの曲の方が合っているし。

それと、やっぱりギタープレイ。
アコースティックとエレクトリックの両方をこれだけ弾きこなせる人は
少ないと思います。
名ギタリストとしてもっと評価されてもよいと思うのですが。

アルバムには、ポール・ロジャース(元フリー)、ルー・グラム
(元フォリナー)、サム・ムーアが参加してます。


このアルバムの中で一番好きな曲「When You Were Mine」。



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2012年2月22日 (水)

Chuck Prophet / Temple Beautiful (2012)

チャック・プロフェットの新作は、ブラッド・ジョーンズが
プロデュース&ミックスを担当。
(前々回紹介した、コットン・メイザーの「Kontiki」と同じ方)

ブラッド・ジョーンズとの組み合わせは意外でしたが、
これがチャック・プロフェットの新境地を切り開いていて、凄く良いです。


Temple_beautiful

(中身にあわせてジャケはもっと派手にした方が良かったと思います)


チャック・プロフェットは、元グリーン・オン・レッドのメンバーで、
ソロになってからも「デザート・ロック」(砂漠ロック)と
よく形容されていました。
荒涼とした景色が浮かんできそうなサウンド。

今回は「砂漠度合い」は程々で、チャック・プロフェットのアルバムの
中で最もポップな仕上がり。
でも、特別売れ線に走った印象は全くなくて、いい具合に力が抜けていている感じ。

ブラッド・ジョーンズの作るギター・サウンドもかっこいいです。

ウィルコがアメリカで受けるなら、チャック・プロフェットも
受けると思うんですねどね。
(私が知らないだけで、アメリカではビックなのかもしれないですが・・・)

なにせ日本では全く無視状態で、日本盤も出ないみたいだし、
雑誌やネットの記事も今のところ見当たらないので・・・

ピーター・ケイスに続き、チャック・プロフェットも勝手に
応援させていただいており、当ブログでも過去に記事しております。
(毎回不当な評価を嘆いてますね)

http://spookyelectric3.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/chuck-prophet-h.html

http://spookyelectric3.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/chuck-prophet-l.html



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2012年2月19日 (日)

Public Image Ltd. / Album (1986)

SPOOKY ELECTRIC甲斐くんの
「P.I.L.のRiseを20年ぶりに聴いてグッときた」
というツィートを見た次の日に、CDショップに行ったら、
輸入盤のリマスター盤が出ていたので購入。

最初にCD化された時は、「Compact Disc」というタイトルに
変更されたのですが、今回はオリジナルの「Album」に戻りました。

Album1

このアルバム、初期のP.I.L.が好きな人には不評のアルバム。
レコーディング・メンバーは、ビル・ラズウェル、スティーヴ・ヴァイ、
ジンジャー・ベーカー、坂本龍一。
ジョン・ライドン、どうしちゃったの?というメンバーです。

でも、私は、当時バイト仲間で組んでいたバンドで、「Rise」を
コピーしたこともあってこのアルバムは結構好きなんです。

スティーヴ・ヴァイがギターなので、ハード・ロックなイメージが
ありますが、ガムラン等、当時流行り出したワールド・ミュージックにも
ちゃんと目を向けています。
(そのために教授を招聘したのでしょうが)

この時代の音楽は今聴くのが辛いものも多いですが、
やはりジョン・ライドン、抜かりないです。

Album2


リマスター盤ですが、音はよくはなっていますが、ちょっと期待はずれ。
「Rise」の12インチ(写真右の12 inch Single)の音が良いので、
それを基準にするとですが。


「Rise」のビデオ初めて見ました。



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2012年2月18日 (土)

Cotton Mather / Kontiki (Deluxe Edition 2CD)

コットン・メイザーの名盤「Kontiki」のデラックス・エディションが
リリースされました。
(「Kontiki」のことは2008年にここに書きました

Kontiki_deluxe

まず、本編。
今回リマスターしたかどうかの表記はありませんが、
細かな音がはっきり聴こえるようになった気がします。

そしてボーナスディスクは、デモ音源12曲。
XTCやジェリー・フィッシュ並みに作り込んだデモや、未発表曲を
集めたものなのですが、とても興味深い音源です。
(未発表曲「Flying Annie's Kite」が最高の発見!)

レコーディング時に、デモにあったニュアンスを本番に
活かせないことがよくあるのですが、
このアルバムは見事に鮮度を保ったまま録音されていることがわかります。

また、「Kontiki」を名作に仕上げたのは、プロデュースとミックスを
担当したブラッド・ジョーンズの手腕によるところがかなりあるなと。


Kontiki (Deluxe Edition)の紹介ビデオがありました。

ビデオの最後に、今年のSXSWでコットン・メイザーが再結成し
演奏するとのテロップが!

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2012年2月16日 (木)

The Plimsouls / Beach Town Confidential (1983 Live)

プリムソウルズのライブアルバムがまた出ました。

これで3枚目。


Plimsouls_beach_town

しかし、オリジナルアルバムに入っていない曲が
6曲も演奏されています。
プリムソウルズは、97年に再結成アルバムを出しているのですが、
その中にも入っていないので、この6曲はこのライブアルバムで
初出になります。

逆にパワーポップ・ファンには人気のファーストの曲は少なめで、
ピーター・ケイスの指向が変わってきたことがうかがえます。
(ハープの出番も増えてます)

録音状態もよく、ピーター・ケイスがミックスにも
関わっているので、臨場感のあるライブがパッケージされています。

過去2作のライブ盤より音が良いです。
なので過去のライブアルバムを持っている方もこれは無視できないですね。

アナログは13曲、CDは17曲。
アナログには17曲のMP3のダウンロードコード付き。
私は両方購入してしまいました。
(ピーター・ケイスものは何でも手に入れたい!)

ピーター・ケイスのオフィシャルサイトを見ると、
3月よりナーヴス時代の盟友ポール・コリンズ(ex.The Beat)
とのツアーが!! でもアメリカだけでした。(残念!)

ピーターが、プリムソウルズの名曲「Million Miles Away」をバンドで
歌う映像がありました。
ポール・コリンズとのツアーもこんな感じなのかなぁ・・・


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2012年2月12日 (日)

U2 / From The Sky Down (DVD)

結局、アクトンベイビーBOXは買わなかったのですが、
BOXに入っていたこのドキュメンタリー映画は気になっていました。

ようやく日本版が単独で出たので購入。
これ、予想以上に重要な映像でした。


From_the_sky_down


アクトンベイビーの20周年を記念して、エッジ、ジミー・ペイジ、
ジャック・ホワイトの「It Might Get Loud」を撮った
デイヴィス・グッゲンハイムが、過去の映像とメンバー・関係者の
インタビューでまとめたものなのですが、興味深いシーンがてんこ盛り。

なんと言ってもアルバム制作のシーンに釘付け。
イーノやラノワの作業シーンや、ボノがあれこれ細かなところまで指示を
出している様子など、ここまでレコーディング現場を見せたのは初めて
ではないでしょうか。

バンドマン、レコーディングに関わる方には、おおいに参考になると思います。

制作現場のことばかり書きましたが、デビューから「Rattle &Hum 」
までの貴重な映像も満載なのでU2のファンはそれだけでもおつりがきます。

ちなみに単独版はデレクターズ・カットということで、ボックスに
入っていたものより10分長いそうです。

映画の中に出てきたエッジが弾き語る「Love Is Blindness」。

映画の中では、コメントがかぶってきますが、DVDのおまけに
フルバージョンが入っています。

YouTubeにフルバージョン版がありました。



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2012年2月 9日 (木)

Paul McCartney / Kisses On The Bottom (2012)

Kisses_on_the_bottom


最近のポールのインタビューを読むと、ご自身を過小評価しすぎな気がします。
このアルバムも作る必要があったのか?

このアプローチでアルバムを作るなら、カバーメインではなく、
オリジナルの曲を中心にして、カバーはおまけな感じでやった方がよかったのでは。

それは、オリジナルの2曲の方が断然よいから。
カバーの曲は、唄い方から違って、やっぱり不自然。

でも、私はポールのファンなので、オリジナルの「My Valentine」だけで満足なんですけどね。

それと、コステロ師匠の嫁さん、ダイアナ・クラールのピアノは素晴らしいです。


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2012年2月 6日 (月)

Guided By Voices / Let's Go Eat The Factory (2012)

ガイデッド・バイ・ヴォイシズ復活!!

2004年の活動停止から8年、ついにアルバムを出してくれました。


Gbv2012


私がこのバンドを最初に知ったのは96年の「Under the Bushes Under the Stars」。

曲は良いのに、ぶっ壊れている、そのサウンドがめちゃめちゃ新鮮でした。

その後もずっと追いかけていたのですが、プロデューサーに
リック・オケイセックを迎えた「Do The Collapse」あたりから、
ちょっと正統派になりすぎたかな、と思ったのも事実。

このアルバムは、そのぶっ壊れ具合が復活。
マタドール時代のDIY精神と共によみがえった感じがします。

メージャーにいたバンドで、ここまで初期の精神性を維持してカムバック
できるのはガイデッド・バイ・ヴォイシズしかありえないでしょう。


なんと今年1月に再結成メンバーで、レターマン・ショーに出ています!

みなさん歳をとりましたが、このメンバーで演奏できる喜びが画面から
にじみ出ています。


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2012年2月 3日 (金)

Mayer Hawthorne / How Do You do (2011)

今更ですが、メイヤー・ホーソン。

ファーストをCDショップの試聴機で聴いたときは、
あまりピンとこなくてスルー。

このアルバムは輸入盤が安くなっていたので、
なんとなく購入したのですが、これが気持ちよくてヘビロテ中です。


Mayer_hawthorne

やはり、出会いのタイミングは重要ですね。
昨年に聴いていたら、今ほど良く感じなかったかもしれません。

メイヤー・ホーソンはプロジェクト・ネームで、
本名はアンドリュー・メイヤー・コーヘン。

この方は、元々ヒップホップのDJで、趣味で宅録でソウル・ミュージック
を作っていたらしいですが、これが評判でこちらが本業になったそうです。

古き良きソウル・ミュージックのリバイバリストは大勢いる訳ですが、
なぜこの音がこんなに気持ちよいのか?

歌は元々本業でないので、希代の名ボーカリストというわけではありません。
演奏もアレンジも至ってシンプル。
曲が良いのはもちろんですが、歌、演奏、アレンジ、ミックス、
すべてのバランスがちょうど良い塩梅なんですね。

でも、完全に王道という訳でもなく、ちょっと外している。
(ベースが中心となっているミックスがすごい新鮮!)
やはり元DJの編集感覚なのでしょうね。

アルバム後半になるに従って、ダリル・ホールにしか聴こえなくなる
のがたまにきずかも。
(それは私が単にホール&オーツ世代だからなのですが)

と思って、ダリル・ホールの音楽番組「Live From Daryl's House」
ウェブサイトをみたら共演していました。

「プライベート・アイズ」一緒に唄ってます。
(ブッカーTがオルガンで参加してます。)
必見!

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