80's Rock

2011年10月23日 (日)

The Bangles / Sweetheart Of The Sun (2011)

2003年の再結成アルバムが今ひとつ盛り上がらなかったので、
次はないのかと思っていましたが、出ましたニューアルバム。

メンバーは、スザンナ・ホフスとヴィッキー、デビーの
ピーターソン姉妹の3人になっています。


Bangles_new


やはり、スザンナ・ホフスとマシュー・スウィートの活動の流れから、
このアルバムの録音は、マシューのスタジオで行われています。

マシューは、Co-Producedとクレジットされており、
サウンドはまさにマシュー印。
マシューのニューアルバム「Modern Art」と対をなすアルバムですね。
(プロデュース名は、バングルズになっています)

コーラスのアイディアもマシューぽいし、
おなじみグレッグ・リーズのペダル・スティールが入っていることで、
より一層マシュー・サウンドになっているのですが、
けっしてオーバー・プロデュースになることなく、
バングルズの新たな魅力を引き出しています。

スザンナとマシューの2枚のカバーアルバムで得た経験が
生かされたのでしょう、録音、ミックスも凄く良くて、
理想的なロック・サウンドに仕上がっています。
アルバム単位では、本作が最高傑作だと思います。

ラストの「Open My Eyes」はトッド・ラングレンがいた
ザ・ナッズのカバー。

マシュー・ファンはもちろん、パワー・ポップ、ギター・ポップ
好きの方には是非お勧めしたいですね。


シングル曲「I Will Never Be Through With You」

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2011年5月25日 (水)

The Cars / Move Like This (2011)

2006年にトッド・ラングレンを迎え、New Carsと名乗り、
ツアー、CDリリースをした時には、もうリック・オケイセックが
カーズに戻るなんてないと思ってました。

オリジナルメンバーでの再結成ですが、名曲「Drive」を歌った
ベンジャミン・オールは亡くなってしまているので、残り4人での再始動です。


Thecars_reunion_2


私たちMTV世代には、カーズといれば、80's特有のシンセとギターにPOPな
メロディーが印象的なのですが、再結成にあたり、ナツメロっぽくならないかが
心配だったのですが、そのあたりは、R.E.M.やU2のお仕事で有名な、
ジャックナイフ・リーがうまくまとめくれているので、問題無し。

ただ、全10曲中、ジャックナイフ・リーのプロデュースは5曲で、
他の半分はバンドのプロデュースになっているのですが、ジャックナイフ・リーの
プロデュースの曲の方が、エッジの立った音になっているので、
全部任せた方が良かったのではと思ってしまいます。

といっても、期待以上のカーズ・サウンドを聴かせてくれたので、
文句をつけるつもりはないのですが。
ニュー「Drive」ともいえる、「Soon」にもグッときましたし。


アルバムのTV CM。これ見たら昔のファンは聴きたくなりますね。うまいな。


MTVの象徴バンドらしく、すごく凝ったPVも作っています。「Sad Song」

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2010年3月 8日 (月)

Rod Stewart / Warner Original Album Series

SPOOKY ELECTRICのヤマムラくんの勧めもあって、80年代のロッドを
ちゃんと聴こうと思っていた矢先に、これと巡り会いました。

Rod_warner5

ワーナーのアーティストの代表的なアルバムを5枚セットにして廉価で
提供するシリーズがありまして、このラインナップにロッドもあり、
この5枚が80年代の4枚+91年の作品でまさにジャストミート!

なんとタワーレコードで、5枚2500円という破格の価格で入手できました。
(紙ジャケはチープですが)

セットのアルバムは以下です。

Foolish Behaviour (1980)
Tonight I'm Yours (1981)
Camouflage (1984)
Every Beat Of My Heart (1986)
Vagabond Heart (1991)

この中では以前紹介したFoolish Behaviour (1980)が一番しっくりきますが、
ヤマムラくんが押していた、バリバリエイティーズなCamouflage (1984)も
今となっては逆に面白いですね。

20年も一緒にやってきたバンドメンバーなのに、いまさらなのですが、
ヤマムラくんがこの時期のロッドに多大な影響を受けていることが、
よーくわかりました。

Stratos mk.2を解く鍵は、ロッド・スチュワートにあるかも?

アルバム「Camouflage」から「Some Guys Have All The Luck」をどうぞ!

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2010年1月26日 (火)

Rod Stewart / Foolish Behaviour (1980)

ディスクユニオンのジャンク盤の箱の中から見つけた1枚。(100円でした)

SPOOKYのヤマムラ君が、最近80年代のロッドにハマっていると
言っていたので、この機会に聴いてみました。

というものの多分中学生の時にこのアルバムは聴いていたはず。
タイトルの「Foolish Behaviour」よりも、邦題の「パンドラの匣」で
ピンとくる人の方が多いのではないでしょうか。

まだニューミュージックを中心に聴いていた中学生には、
ロッドはかなり背伸びして聴くアーティストでした。
(でも「パッション」と「今宵焦がれて」しか覚えていませんでした)

Rod_fb_3

今の耳で聴くと、そんなにエイティーズぽくありません。
本人も「71年の頃の音を目指した」と言っています。
(ロッドの過去の名盤をプロデュースしたトム・ダウドも1曲プロデュースしています)

「Oh God, I Wish Home Tonight」(今宵焦がれて)がCMで使われ
大ヒットしてたこともあり、売れ線狙いのアルバムだった気がしていましたが、
そんなことはなかったです。

ロック者は、大ヒットしたアルバムを軽んじる傾向がありますが、
このアルバムもそうですね。

細部に目の行き届いた洗練されたサウンドというところは、
70年代の泥臭いアルバムとは違いますが、
これはこれで、味わい深いアルバムになっています。

アナログ盤は、貴重なLP以外ほとんど値がつかないので、
80年代のヒットしたアルバムはえらい安値で手に入ります。

昔、貸しレコード屋でカセットにダビングしたLPは、
今のうち仕入れておいた方がよさそうです。

このLPもほとんどサラでいい音を奏でてくれます!(カット盤だけど)


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2009年2月 7日 (土)

Cheap Trick / One On One (1982)

オリジナルメンバーのトム・ピーターソン(ベース)が脱退し制作された
6thアルバム。アメリカでは結構売れたのですが、昔からのファンからは
不評のアルバムのようです。

私はこのアルバムが初めてチープトリックを聴いたアルバムということもあり、
かなり好きです。

One_on_one

(ベースに新メンバー、ジョン・ブランドを迎えますが、レコードでは
ほとんどリック・ニールセンがベースを弾いているそうです)

当時、一番反応した曲はモロビートルズ(というかWhile My Guitar Gently Weeps)
な「If You Want My Love」。
それと、かなりハードロックよりの「Lookin' Out For Number One」。
ロビン・ザンダーのボーカルもヘビーさを増し、カッコいいです。

プロデューサーは、クイーンの仕事で有名なロイ・トーマス・ベイカー。
同時代にプロデュースしていたカーズとサウンドが似ていますね。

今の耳で聴くと、かなり古くさく聴こえるサウンドの曲もありますが、
曲はどれも良いです。


特に時代を感じるのはドラムの音なのですが、リック・ニールセンのギター
だけは、この時代も自分の音を貫いており今聴いてもいい音です。

久しぶりに聴いたのですが、ニューウェーブっぽい隠し味も
入れていることを発見したりしてやっぱり「One On One」は、
よくできた奥深いアルバムと思います。

このアルバム、2003年に日本盤がソニーから再発されたのですが、
USでは廃盤状態なんですね。
( ミュージック・シーンというレーベルから次作「Next Position Please」と
2 in 1でリリースはされています。)

きちんとリマスターして世界発売して欲しいものです。

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