BB King / One Kind Favor (2008)
お恥ずかしい話だが、BBキングのアルバムは1枚しかもっていない。
(それも、エサ箱にあったかなり程度の悪いLP(ライブ盤)でもこれがすごかった!)
U2の89年のツアーでBBのライブも見ているし、色んなコンピレーションで
その歌声とギターはさんざん耳にしていたのに。
そんな私が、最新作を聴いてみようと思った理由は、プロデューサーが
Tボーン・バーネットだから。
エルヴィス・コステロの「King Of America」でこの名前を知ってから、
バーネットのソロ、プロデュース作品はチェックしております。
BB・キングとTボーン・バーネット、すぐには結びつきません。
(最近のアメリカンルーツ路線のひとつと言えなくもないですが)
しかし、1曲目が流れた瞬間、このコンビは正解と思いました。
ドラムにロックの名盤にこの人ありのジム・ケルトナー、ピアノにDr.ジョンと
ロックなバック陣ですが、無理にロックな方向に持っていかず、
BBにの持ち味を活かしています。
しかし滋養あふれるサウンドです。
BBとしては、いつものように歌いギターを弾いているという感じなのでしょうが、
私のようなロックファンにもすんなり入っていけます。
(念のために申し上げますと、サウンドは完全ブルースでロックではありません)
しかし、御大はすでに80歳を超えているのですが、衰えていません。
今年リリースされたアル・グリーンのアルバムもすばらしい出来でしたが、
黒人ミュージシャンのパワーはすごいですね。
白人ミュージシャンは60歳を超えると一気に老け込むのに。
このアルバムは、私のようにBBキングの偉大さは知っているのに今まであまり
聴いていなかった人にはもってこいのアルバムだと思います。
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