David Potts / Coming Up For Air (2006)
デヴィッド・ポッツ。
あまりなじみのない名前だとおもいますが、ニューオーダーのベーシスト、
ピーター・フックがつくったユニット「Monaco」でボーカルをとっていた人です。
最初にMonacoを聴いた時は、独特のピーター・フックのベースラインのせいも
あって、「まんまニューオーダーじゃん!」と思いましたが、
このアルバムを聴いたあとでもう一度聴くと、かなりデヴィッド・ポッツのテイストが
入っていることに気づきます。(Monacoの曲はすべて2人の共作)
さて、このファーストアルバム、ニューオーダーからの呪縛から逃れて、
デヴィッド・ポッツのルーツを素直に出した内容です。
(④で、ピーター・フックがベースを弾いていますが)
オアシスにも通じる伝統的なUKロックだと思ったら、オリジナルメンバーを首にした
後にオアシスがおこなったオーディションにデヴィッド・ポッツも参加したそう。
(本人はオアシスへの加入は、消極的だったらしいですが、作曲面の貢献を考える
とアンディ・ベルよりよかったのでは?)
こんな背景がある人ですが、良い曲書きます。
(このアルバムは、UKロック、ギターポップファンから密かに注目?
されていて日本盤も出ました。)
やっぱり、一番影響が出ているのは、サイケ期のビートルズ(メロはポール)
ですが、60−80’sの色んなミュージシャンの要素が無理なくブレンドされていて、
それでいてマニアックになりすぎずPOPな点がすばらしいですね。
数曲のゲストミュージシャンを除いて、ほとんどの楽器をポッツが演奏していますし、
ミックスも本人がおこなっているように、この人も裏方的な人ですが、
私はこのタイプのミュージシャンが好きなんで、応援したくなります。
このアルバムがどれだけ売れたか不明ですが、この1枚で終わらるのは
あまりに惜しい才能なので、次のアルバムを早いとこ届けて欲しいものです。
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