Built To Spill / There Is No Enemy (2009)
ビルト・トゥ・スピル、3年ぶりのニューアルバム。
一聴しての感想は、「聴きやすくなったな」です。
プログレッシブさが後退して、ポップになったという意味なのですが。
バンドの総意として、自分たちのカラーをいかしつつ、
どれだけポップなものが作れるかというモードなのでしょうね。
私も音楽を作っていて、小難しい曲より、ポップでいかした曲を
作る方が遥かに難しいことを実感していますし、
長くバンドをやっているとそちらに挑戦したくなるんですよね。
ポップに向かったことで、より「ニール・ヤング化」している点も
面白いですね。
ボーカルのダグ・マートッシュの高く細い声は、元々ニール・ヤングに
似ていたのですが、ちょっと憂いを含んだ曲になるとさらに似ています。
(②、⑤、⑥、⑨など。⑥なんてまるで「コルテス・ザ・キラー」です。)
このバンドは、以前からシンセサイザーをあまり使わず、
エレクトリック・ギターのアンサンブルで勝負しているのですが、
今回も絡み合うギターがカッコいいです。
複数のギター構成でバンドをやっている人には、参考になると思います。
このバンドは、爆音で聴くとよりカタルシスを得られるのでお試しを。
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