U.S.ロック

John Mellencamp / Life Death Love And Freedom (2009)

Tボーン・バーネットのプロデユースということなので、
気にはなっていたいたのですが、ヒアミュージックから
ライブ盤と高音質DVDがセットになったものが新たにリリース
されたので、ようやく購入。


Mellencamp


(ライブ盤はこのアルバムから8曲演奏されています。Tボーンは参加していません)


ジョン・メレンキャンプは、私たちの世代には、ジョン・クーガーと
言った方がピンとくるのですが、80年代には、
「ジャック&ダイアン」や『ハーツ・ソー・グッド」がヒットしていて、
そのPVもよくオンエアされていました。
大ヒットを連発していたものの、”ブルース・スプリングスティーンの亜流”
みたいな評価もされていました。

日本ではその後、あまり売れなくなったようですが、
アメリカではコンスタントな人気があり、定期的にニューアルバムを
発表できる状態のようです。

そんな中で、Tボーン・バーネットと組んだこのアルバム。
ジョン・メレンキャンプは常に「アメリカ」を歌っているわけですが、
より深い部分を表現するためにTボーン・バーネットのサウンドが
欲しかったんでしょうね。

しかし、Tボーン・バーネットがプロデュースした、
ロバート・プラント&アリソン・クラウスや矢野顕子のアルバムよりは、
Tボーン・バーネット色は薄いです。
これは、マーク・リボーなどTボーンがいつも使っているミュージシャンが
不在だからと思います。

でも、Tボーン・バーネットが全面的にギターで参加しているので、
ジョン・メレンキャンプのいつもの感じではないです。

爽快なロックンロールを求めているファンにとっては、
このアルバムは不評でしょうね。
私は、ジョンがこんなアルバムを作りたかった気持ちはわかりますが。

音楽制作側の立場でこのアルバムを聴けば、やっぱり音の良さが目立ちます。
付属のDVDは、映像は入っていなくて、あくまでこのアルバムを良い音で
聴かせたいという理由でつけられたようです。

Tボーン・バーネットの録る音は本当に音が良いですね。
(特にアコースティック楽器)

ジョン・メレンキャンプから遠ざかったていた人も、
58歳になった今のジョンの魅力に気づくのではないでしょうか。

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Lenny Kravitz / Let Love Rule 20th Anniversary Deluxe Edition (2009)

本当は昨年リリース予定だった「レット・ラヴ・ルール」の20周年記念版がようやく出ました。

このアルバムのことは以前、ここ に書いたのですが、リマスターされた良い音で聴くとまた違ったイメージも浮かんできました。


Let_love_rule


このアルバムは、キーボード類と管楽器を除いて、レニーが一人で楽器を
重ねていったのですが、やっぱり、ドラマー・レニーのすごさがよくわかります。

レニーサウンドはレニーのドラムの上に成り立っていて、
彼の独特のタイム感がないと、この感じにならないんですよね。

発売当時は、この先祖帰りサウンドが何かと非難されていましたが、
その後サンプリングネタとして、「Freedom Train」が使われたり、
日本でもこのアルバムのエンジニア、ヘンリー・ハーシュにRCサクセション
(Baby A Go Go)や、ミスチル(深海)が仕事を頼んだり、
アナログサウンドの良さを見直す動きがでたことは、レニーの影響が世界中に
広まった証拠でしょう。


では、今回の20周年版のおまけについて。
本編のボーナストラックは以下。

14. Let Love Rule (Basic Rough Mix)
15. Cold Turkey (ジョン・レノンのカバー)
16. Light Skin Girl From London
17. Fear (1987 Demo)
18. Mr. Cab Driver (Demo)
19. Let Love Rule (Demo)


14、17、18、19は初出ですが、皆さんにおすすめしたいのは、
「Light Skin Girl From London」。

この曲は、シングル「Always On The Run」に入っていたのですが、
これは名曲です。
確かに、アルバムに入れると浮いてしまうかもしれませんが、レニーの
ファンキー面を表現する曲としては最高峰でしょう。

Disc2はライブです。

1-9 The Paradise, Boston, MA-WBCN FM 3/28/90

1. Flower Child
2. Blues For Sister Someone
3. Mr. Cab Driver
4. Freedom Train
5. Be
6. My Precious Love
7. Does Anybody Out There Even Care
8. Let Love Rule
9. Rosemary
10. Fear

11-12 The Paradiso, Amsterdam 12/20/89

11. My Flash On You (ラヴのカバー)
12. If 6 Were 9 (ジミ・ヘンドリックスのカバー)


私は、レニーのコンサートを何度か見ていますが、
91年の単独初来日のライブが一番すごかったと思っています。
この音源はまさにその時見た音です。

この時のツアーバンドは、年上のベテランミュージシャンが多くて、
レニーはちょっとやりにくかったのかもしれませんが、
その分自分にプレッシャーをかけていたみたいで
常に120%ぶち切れたようなパフォーマンスをしていました。

そんな初々しいレニーを体験できる音源です。
(ラヴとジミヘンのカバーも最高!)

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